無断転貸中の契約書の再締結(更新)
オーナー様のご要望
数年前にテナント(飲食店)とトラブルがあり、それが解決出来ないまま同時期にあった更新ができないままになっている。もともと高齢の親が行った契約で、契約内容にも問題があり、現在のテナントがどういった取り決めのもとで営業しているのかよくわからない。また初回契約を行った不動産業者も廃業してしまった。きちんとした契約書の締結をしたい。
物件種別 | 商業ビル |
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エリア | 東京都中野区 |
間取り | 1棟3室 |
建物構造 | 鉄骨造 |
築年数 | 1968年 |
スペースのご提案
○賃借人は転貸業者だが、契約書上、オーナーに転借人の承諾権限がない。(=賃借人が勝手に、どんなテナントにでも入替えられるようになっている) ○転借なのか業務委託なのかがあいまい。 賃借人である法人の担当者及び部長職以上を呼び、その法人の事業スキーム及び実際のテナントとの転貸借契約内容を確認し、本来オーナーの権利である転借人の承諾権限や転借人入替え時における賃借人の義務をルール化して盛り込んだ契約書を作成し、双方合意の上締結に至った。
実施後のオーナー様の感想
「数年来ずっと心に引っ掛っていたものがようやく取れました。今後は何かあっても新しい契約書を基準に判断していけばよいので安心です」とおっしゃっていただきました。