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スペース倶楽部vol.136(2017/08)

スペース倶楽部vol.136(2017/08)

今月は「雨樋は落ち葉でいっぱい」についてご案内致します。

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★★★雨樋は落ち葉でいっぱい★★★

連日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
外回りの営業中、ゲリラ豪雨の後は道路等が落ち葉でいっぱいになっていることがあります。今回のスペース倶楽部では『雨樋の点検を定期的に実施しましょう』ということをお伝え致します。
建物の維持を考えると10~15年を目途に外壁、屋根、共用部等の補修工事を行うことが一般的です。その際には建物全体を調査しますが、毎年定期的に点検した方が良い箇所があります。それが『雨樋』です。雨樋には雨水により建物が腐食することを避ける重要な役割があります。雨樋が正常に機能しない場合、雨水が外壁に直接伝わり外壁を腐食させる可能性があります。雨樋といっても「集水器」「竪樋」「軒樋」等いろいろな部位に分かれています。

雨樋が壊れる原因の一つに落ち葉などのゴミが詰まってしまうケースがあります。集水器(円筒形雨樋の上部)の入り口は近隣や敷地内に樹木がある場合、落ち葉が詰まってしまう可能性が高く、他にも鳥の巣や飛来してきたゴミなど色々な要因で雨樋から雨水が漏れることがあります。簡単な対応方法として、梯子を掛けて「集水器」からゴミを取り除く方法があります。ゴミを取り除いた後に、水を流して流れを確認します。問題がある場合は、「竪樋」や「軒樋」のゴミ詰まりを取る必要があります。

落ち葉が詰まった場合、すぐには雨水が漏れている状況の確認は出来ません。最初は小さな葉っぱが引っ掛かり、次に砂や埃が溜まり、最終的には腐食まで進み、雨樋自体の劣化が早く進む原因になります。維持、コスト両面から、年に一度程度は雨樋点検をすることが大切です。弊社から定期的にご提案をさせて頂きますので是非ご検討お願い致します。 今年は例年にない暑さになりそうですが、お体にはくれぐれもお気をつけください。