スペース倶楽部vol.177(2021/2)
★★★住宅用火災警報器について★★★
年明けから早くも1ケ月が経過して、不動産業界はいよいよ繁忙期シーズンに入ります。 緊急事態宣言により、人の動きが読めないところもあり、昨年までとは違う繁忙期になる可能性もありますが、タイミングを逃さず、一部屋でも多くのお部屋を成約出来るように社員一丸となって頑張って参ります。さて、今回は住宅用火災警報器につきましてご説明させて頂きます。 住宅用火災警報器(以下「住警器」と言います)は、東京都では2004年10月に、東京都以外では2006年6月に、住宅の用途に供される建物に設置が義務化されました。
※自動火災報知設備が導入されている建物や事務所・店舗は除きます 皆様ご存知とは思いますが、住警器は各市町村条例で定められた場所に設置する必要があります。基本的には台所には熱式住警器を、台所以外の寝室等には煙式住警器を設置しなければなりません。例えば、ワンルームでは台所に1台・居室に1台の計2台となり、階段のある建物では階段にも設置のする必要があります。
メーカーによりますと、住警器は10年程度で電池切れや摩耗故障期間に入るとの事で、設置後10年を経過した住警器は万が一火災が発生した場合でも、警告音が鳴らずに、役割を果たすことが出来なくなる為、交換を推奨しております。 最近、管理物件では、設置後10年以上経過した住警器の誤作動や電池切れの事例が増えております。内装工事を行う際には、住警器の交換もご提案させて頂くことも多くなると思いますので、ご検討下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。
株式会社スペース