スペース倶楽部vol.160(2019/8)
★★★連帯保証人から保証会社への切替★★★
2019年もあっという間に半年が過ぎました。7月に入り本格的な梅雨シーズンを迎え、昼夜の寒暖差が激しくなっていますので、改めて体調管理には十分気を付けていただきたく思います。さて、前月号の『保証会社の役割』に引き続き、今月号では連帯保証人から保証会社への切替プランについて当社よりご提案いたします。
近年では、新規入居者契約時に保証会社加入を義務付ける事を条件として取り組んでおりますが、長期に渡ってお住まいいただいている借主様の場合、連帯保証人を立てて契約しているケースが多く残っております。入居年数が10年、20年と住み続けていただく事は大変ありがたい事とはなりますが、借主様が年を重ねると同時に連帯保証人様も年を重ね、既にお仕事を引退し収入が減っているケースや認知症の発生により意思能力が欠けてしまっているケース、既に亡くなってしまっているケース等も少なくありません。
上記場合においても、借主様自らが申告されるケースは殆ど無く、滞納等が発生した場合のオーナー様リスクが高くなってしまう危険性がある事から、当社では今後の試みとして、更新を迎える借主様を対象に、連帯保証人様が高齢である場合には保証会社への加入を提案していく事を検討しております。昨今の保証会社の補償内容は、家賃保証だけに留まらず、退去時の原状回復費用、明渡し訴訟対応、万が一の入居者死亡時における賃料減額の一部負担等、多岐に渡るサービスを展開しております。
尚、保証会社加入に際しては、初回保証料及び月次保証料といった余分な費用を借主様が負担する必要がある事から、オーナー様においては状況に応じて更新料の減額等も考慮いただければ幸いと存じます。対象案件においては、今後営業担当者より適宜ご提案いたしますので、ご検討の程、よろしくお願い申し上げます。
株式会社スペース