スペース倶楽部vol.157(2019/5)
★★★近年のスタイリッシュな「トレンド」について★★★
賑やかだったシーズンが終わり一気に「閑散期」のムードが漂い、一年で最も落ち着くのが5月。そんな時こそ、皆さんと何が出来るか一緒に考えていきたいと思っております。「閑散期」だから出来ること。今回はそれをテーマにいたします。
閑散期に空室が出ると早期になかなか決まらないこともあります。そんな時に付加価値を上げて入居率も上げようとすることは後々にも活かされるわけですが、近頃よく注目されているのはTVモニターフォンや宅配ボックスなどの設備のリニューアルですが、設備関係だけでなく内装の壁紙や床にも「トレンド(流行)」があります。少し前では、真っ白なフローリングやクッションフロアが流行りましたが、今はクリーミーなホワイト系など、なんだかわかりにくい色が主流で、淡いベージュ系も多いです。また、フローリングの1枚の大きさも7.5cmくらいのものから14.8cm(29.8cmもあり)のものにトレンドが移り変わっています。
そして、クロス(壁紙)も淡~いベージュにして高級感を演出している新しい物件も多いです。特に新築の分譲マンションは白い壁紙のみのお部屋はほとんどなく、最新のトレンド色を使って購買意欲を掻き立てたり、中にはクローゼットの中やトイレの壁紙を少し濃いめの色で演出した物件も多いです。ただし、本気で売ることを考えているだけに、「落ち着く空間」であり暖か味が感じられることを前提とした、日本人の多くが良いと感じられる選び方が垣間見えます。費用面については、まず壁紙は従来の量産のホワイトやアイボリーの㎡単価(工賃込)と同じお値段でベージュ系も選ぶことができます。よりデザイン性の高いものであれば+αのお値段となります。また、フローリングについては、メーカー自体も新しい商品では14.8㎝以上のものしかほとんど作っていないようです。よりトレンドを重視していることがわかりますね。しかも、㎡単価は従来の幅の細いものと変わらないんです。ならば、トレンドを取り入れない手はないということですね。
解約が出て内装をするのであれば、いつもより少し時間を掛けて内装をどうするか考えてみてはいかがでしょうか?床も壁も内見の時に最も目に入るところですから、その分の効果はとても大きいと思います。賃貸経営をより効果的に運営する方法の一つとしてご参考いただければと思います。壁紙やフローリングに限らず、内装全体のご相談なども、是非お問い合わせくださいませ。
株式会社スペース