スペース倶楽部vol.149(2018/09)
今月は「車離れと空き駐車場の有効活用」についてご案内致します。
★★★車離れと空き駐車場の有効活用★
今年の夏は例年になく多くの台風が発生しております。今後も多くの台風が発生すると予想され、日本列島に上陸する台風も多いと思います。また、突発的なゲリラ豪雨により、各地域で想定外の被害が出ております。今まで水害に対しては余り意識しませんでしたが、報道でも案内されていますように、居住地の区・市役所のホームページでハザードマップをチェックしていただくことが最初の準備だと思います。どうぞ一度ご確認ください。
最近、空き区画がある月極駐車場を見かけます。若者(特に成人男子)の車離れが続いていることが関係しているようです。以下が若者の車に対する考え方のようです。
〇維持費(ガソリン代・駐車場代・車検・整備費)がもったいない。
〇今すぐ購入する必要性を感じない。
〇購入費用が高い。駐車場がない。手続きが面倒。
〇レンタカーのほうが安い、安心、気楽。
〇カーシェアのほうが安い、安心、気楽。
〇気に入った車が見つからない。家族や友人の車を借りている。
〇環境に悪い。事故に遭うリスクを上げたくない、等々。
若者は、自分の興味あるもの(趣味)への投資や就職のため資格を取得することへ余剰資金を使っています。今や就職に「要普通免許」と条件に掲げる会社は少なくなり、自動車免許取得は後回しになっています。18歳を過ぎれば自動車教習所に行く、車を持っていないと恰好悪いと思う時代ではないようです。また、関東圏は交通機関が発達しており、自動車に乗らずとも目的地まで容易に出掛けられます。買い物もインターネットで買うことができますし、スマートホンやタブレットが普及した事でインドア派の人が増え、外出する回数・時間が少なくなりました。車の必要性を感じない人、必要な時だけ車を借りればOKという人が都心を中心に増えております。
レンタカーとカーシェアは高級外車(ベンツ・BMW・Audi)を導入し始め、若者の人気をさらに集めています。車を買わないため、月極駐車場の空きがさらに目立つようになることも予想されます。弊社はコインパーキングとカーシェア事業を行っている『三井のリパーク』と業務提携しており、『三井のリパーク』は駐車場の一部をコインパーキングやカーシェア用として借りることも行っています。また駐車場経営の診断も行っていますので、お困りの時、将来に不安を感じた時には、弊社のオーナー様担当者へお声掛けください。