建物も自分も歳を取ってしまったが・・・
オーナー様のご要望
親から引き継いだアパートだが築が40年以上建ち入居者も質が悪くなったり、建物のメンテナンスも費用が掛かり、このままでは子供達にもいらないと言われてしまっている。売却してしまった方が良いかという相談でした。
物件種別 | 1棟アパート |
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エリア | 東京都中野区 |
間取り | 1K×6戸 |
建物構造 | 木造 |
築年数 | 1970年 |
スペースのご提案
売却をすることは簡単ですが、取り壊してからの方が高く売れる旨、及び折角の都内の土地で再度得難いものであることを説明。建物としても寿命は完全に超えているのでまずは取り壊しを目標としました。子供達への事業承継もしたいと望んでいたので、最終的には売却では無く建替えでご提案しました。土地はご本人名義のままにし、建物は息子さんの内、都内に住んでいる長男にローンを組んで頂き、土地の使用貸借の契約をし、貸主は息子さんにする形が一番良いとご提案させて頂きました。ご自宅は次男に相続で遺言を書く形にしました。
実施後のオーナー様の感想
幸い入居者とも関係性が出来ていたので、立退き交渉も費用はもちろん掛かりましたが揉めることも無くすんなりいき、無事に収益も1.5倍ぐらいに上がり綺麗な建物が完成しました。息子さんもローンを返しても十分な収益が確保出たので、土地の使用貸借は賃貸借契約に切替え、お父さんに毎月お小遣いを上げる形にし、お互い良い関係性が作れて良かったと喜んで頂きました。