社長の言葉 2019年3月11日(月)
昨日3月10日は一夜にして10万人が亡くなった東京大空襲の日でした。
そして本日3月11日は東日本大震災が起きた日です。
8年経過した今でも、復興は道半ばと言えるでしょう。
『愚者は体験に学び 賢者は歴史に学ぶ』という言葉があります。
例えば、東日本大震災で福島原発での汚染水の処理について、近畿大学の先生が汚染水の毒素を除去する新技術を開発したとの事ですが、そのような光明が見えたのに現段階で利用することはありません。それは、コスト面なのか技術が証明されていない為なのかはわかりません。過去にはイギリス・旧ソ連で原発の事故がありその時代のやり方で対応しています。
起こった出来事は将来を含めて、どうしていくかが問題です。
愚者は賢者のふりをし、賢者は自分を愚者と思い、賢者は愚者にも学ぶ。
我々は愚者なので、謙虚に学んで成長しなければなりません。
また、我々は大家である地球に対し、家賃として人の役に立つ事と将来に役に立つことを意識して身の廻りに起こる事を考える事が必要です。
敵を作りながら、その敵を叩くのは愚者。
もしかしたらその中に自分も居るのではないかと思うのが賢者。
歴史を振り返りながら常に謙虚に物事を捉え、自分たちの成長を一歩一歩踏みしめて行くのが大事と感じました。