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社長の言葉 2019年12月16日(月)

社長の言葉  2019年12月16日(月)

本日は気温は低いですが、澄み渡った青い空がきれいな秋の空です。「秋」といえば「食欲の秋」「読書の秋」そして「紅葉」の季節です。

国会では「桜を見る会」について論戦がはられています。29年間国立大学にて教鞭をとられ、現在大阪大学におられる某教授は「桜」問題について次の通り述べられています

「桜を見る会」は公私混同なのではないかと追及している議員は自分のことはどうなのか。例えば電車のグリーン車は公用の時いつでも使える特権が与えられています。
100%公用の時と言い切れるのか。また国立大学は税金で賄われていますが、教授が自著を大学内に置くことも公私混同です。ほぼ99%の教師が行っています。「桜」や「私物」「グリーン席」も公私混同で問題がないとは言えませんが、果たして国会で取り上げることなのか。喫緊の課題はほかにもあります。

人は目先のことに左右されやすく「木を見て森を見ず」「鹿を追うものは山を見ず」という諺もあります。目の前の仕事をこなすだけでは成長は望めません。将来目標をしっかり見据えて質を高めて、自分を成長させていくことが大切です。国家も、会社も、個人も同じです。身の回りに起こっていることで学ぶことも必要です。「ダメダメ」とだけ言っているようだと成長はしません。「桜」問題は情けないことではありますが、批難否定だけでは何も始まりません。