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社長の言葉 2016年07月04日(月)

社長の言葉 2016年07月04日(月)

「効率的な時間の使い方から仕事への意識の変革を!」 <ある夕方の中央線での一コマから> 時間の使い方が様々なシーンに出逢った。問題を出し合いながら、勉強を楽しむ女子高生。別の学校の女子高校生も本を見ながら勉強をしている。一方、徒党を組む男子高校生は相変わらずゲームに享受。 そうした日々が繰り返されているのだろうな、と実感する。 一般に女性の方が若い頃から時間の使い方や集中する意識に長けているのでは。 大人たちは、と目を転じると、女性の読書率はおじさんの5倍! おじさんたちは、予想通り疲れて寝ている光景は、人生や世相の縮図と思える。 こうした光景を一言で言うと男子高校生は、世の中が見えていない。 「唯我独尊」~自分の思うままにやりたいことや快楽に進んでいることの表れです。 それは、気ままに暮らすということになる。それはそれでいいのですが、本当にそれでいいのですか? 大切な時間の使い方について、話しましょう。 <宅建受験に関してある女性の後輩からの話> 宅建に関して、受験する時は1回で受かるために常に宅建を意識して、暮らしたという話を訊きました。 必ず受かるという意識を高め続けたそうです。 目標に向かうために、今の行動はこれでいいのか?という自問や自己チェックが必要でしょう。 通勤時の電車の中でも、参考書を見れるか?常に意識の中に宅建があるのか?「覚悟」が持てるかがポイントです。 今年は、宅建受験以外に、管理業務主任者や賃貸経営管理士を目指す人がいます。 もはや、宅建の資格を持たないと「置いてきぼりや取り残される」状況です。 とにかく、今年で受かるという意識を持たなければなりません。 <人間に変わる人工知能に関して> 知識を高め、資格を取得することの重要性は、「人工知能」の進出によって、人間にとって変わるかもしれないという危機があるからです。 囲碁や将棋の世界まで優位性が証明されてきています。人間は何をするのか、どうなるのか自分の立ち位置を作っておく必要があります。 人間の考える力や発想に近づいた、つまり直感によって判断していく人工知能がどんどん生まれてきています。 人工知能は人間の脳の機能の半分は既にやれる状況です。それも高度にやれることで、どんどん人間に置き換わっていくことになります。 私たちは、「知的武装」をしながら、アナログでどのように問題解決するか、という意識を持ってください。 世の中のスピードが速いし激しい変化しています。サービス産業の中で、どう防御しながらアナログの大切さを改めて考える必要があります。仕事の構造が変化していく中で、新しいビジネスフィールドでどう勝ち残るのか?充分に考えてください。 <あるシステム開発の会社の話から> かつてのハイテク産業やシステム開発では、どのようにその企業の仕事にあった形でカスタマイズ、 つまりオリジナルなシステムやソフトの構築や開発がドル箱でした。 今は、同じ業界では、汎用性のあるパッケージの運用が主流で、各企業が同じパッケージを用いて それぞれの業務を合わせてきています。 その中で、何を差別化するか企業間競争をどう生き抜くか~これがポイントになります。 争いや競合の世界は、Red Oceanと言います。 争いのない、未開や創造的な世界そしてオンリーワンの世界は、Blue Oceanです。 Red Oceanは、燃え尽きる世界 Blue Oceanは、生き残る世界 とでも言えるでしょう。 世の中のニーズの半分しか、ビジネスモデル化されていません。 ニーズの1/2が未開のままであり、そこへのサービスを提供することが、新しいビジネスチャンスでもあります。 60代でも70代でも歳は関係なく、常に改善や創造、新しいビジネスモデルを考えていく必要があります。 つまり、ルーチンワークの中から、改善点を見つけ、ルーチンワークの先に新しい顧客サービスのマーケットがある、という意識を常に持ち合わせてください。