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社長の言葉 2017年03月13日(月)

社長の言葉 2017年03月13日(月)

WBCをテーマにする予定でしたが、直前のスピーチで認知症(運転免許の更新)について話題が出たので認知症をテーマにして話します。

認知症に対する世の中の対応は未知の領域となっていて、今までにない問題が表面化してきます。 これはバブル期の不良債権と同類と捉えられています。専門家と言われる人でも対応できないのが既存のシステムで対応できるようになるまで4~5年掛かるそうです。(ルールの改正など)

★家族信託について
オーナー様の高齢化が進み、様々な依頼ごとがあり、必ずしもすべてが正解ではないが、それを社内ルールとして取り組んできました。これからは不動産業だけでなく全業種に高齢化の影響は一層進むものと考えられます。認知症になるきっかけは些細なことから発生するもので転んで怪我するだけでも発症する可能性があります。一旦発症すると戻らないが進行を遅れさせることはできるので遅らせることが世の中の対応となると思われます。

家族信託は不動産を所有している大家が認知症になったときにどうするかという制度。 我々だけではすすめるのは難しいので専門家と提携してチームを作りプロジェクトを進行しています。いきなりの家族信託はハードルが高いので、その教育と資金を動かすことのできる口座信託を最初のステップとして提案できるよう検討しています。
信託銀行の信託業務とは別のものなので銀行等の金融期間では中々理解が進んでいません。社会実験として西武信金と提携し5月に信託セミナーを開催する予定です。

マスコミでも徐々に取り上げられているものの浸透はまだまだなのが現状です。
セミナーに向けてアンケートを実施する予定なので、各営業は仕組みを理解するようにして下さい。