社長の言葉 2017年05月22日(月)
本題のテーマ;凡事徹底について
当たり前のことを日々続けることで、自分の能力を少しづつ高めていく意識をもつこと。
実例では、この語句は、毎日10分間寝る前に素振りを行った大リーガーのイチローのモットーでもあります。
簡単なことを毎日、365日続けることの大切を説いています。松下幸之助も凡事徹底の大切さを言っています。具体的に大事なのは、「挨拶、整理整頓、掃除」を指摘しています。
スペースでの朝礼等は、ある意味、精神力、自分への気づきの根源になっています。スペースで行っている「毎日の朝礼」の取り扱いは、まさに凡事徹底であり、ことに発声練習の重要性を再認識して欲しいです。顔の表情や口の開け方、声の出し方についても発声練習の際、自分のレベルを高めようとしている人と仕方なく、周りに合わせて、惰性で発声練習をするのでは、成長に雲泥の差が出ます。
先日ある講演を行った時、私の話し方の声の通りがよく、アナウンサーのように聴きやすく、内容も分かりやすいものであったと指摘されました。4月は、人事異動の季節で金融機関の初対面の方も多い中、ある種の特徴的なことで人とのつながりのご縁になっていった事例です。こうした自己啓発的な取組み方の気持ちや姿勢は、往々にして内面の自分が邪魔する傾向にあるため、前に進もうとする姿勢を着実に堅持する必要があります。それは決して「邪悪な心の満足だけでは、生きる幸せにならない」からです。
幸せになるには、正しいスタンス、正しい気持ちで自己を高めていく小さな努力や姿勢が重要です。これが、まさに「凡事徹底」。毎日同じことだが、それを自分なりにどのように高めていくか、いつか自分の身になっていくことを目指して、先ずは、小さなことをコツコツと積み上げて、徹底的やってみた結果、日本一のレベルにつながっていくことの可能性があるかもしれません。それは、自分にとっての自信につながるだろうし、人格がひと周りもふた回り大きくなっていきます。その実現こそが、生きる悦びにつながるでしょう。
毎日の朝礼では、自分のスタンスを少し前に向けて自分の心と向き合ってみることで、自分自身の成長と心への栄養供給に繋がっていくことになります。また、明日から小さなことの積み重ねを、日々続けていきましょう。