社長の言葉 2018年12月17日(月)
10年前にリーマンショックが起こりました。
その3か月前にセントラルパークの競争入札があり、東京建物が1400億円で落札しました。当初は駅前マンション計画でしたが、リーマンショックで価値が400億円下がってしまったため、長期的に資金回収する方針でオフィス計画事業へ切り替えました。中野にとっては、大企業の移転による経済効果か期待できたので良かったのかもしれません。
現在の不動産マーケットは価格と金融機関の貸出が以前のバブルを上回っています。そのリスクある状況から、金融機関は厳しい融資基準を設け、自己資金を増やすことを求めていますが、投資家は自己資金が手当てできず、取引が出来ない状況も出始めています。
建築費は2020東京オリンピック後は下がると言われていましたが、全国でインフラの整備が2025年まで続くと予想されているので、建築費の高価格は続くようです。融資された借金漬けの不動産マーケットは歴史を繰り返し、過去のように大きな変化が起こるでしょう。
物件担当者の皆さんは担当物件の資産価値に興味を持ってください。現在の価値はどのくらいか。価値が今後どのようになるのか、将来の変化に対応して行くため、担当者として変化に注目してください。