アパートが築４０年を超え修繕が増えてきたので、大規模修繕をするのか、建替えをするのか、売却をするのか将来を見据えて検討をしたいとのご要望。
気持ち的には先祖から受け継いだ土地なので売却はしたくは無いが、この歳になって借入もしたくない。

まずは大規模修繕費用（内装も含めて）、新築に建替する際の費用、売却する際の査定額の提示を致しました。

上記３択を検討しオーナーの意向で建替えを前提で進めていきました。但し一人身ということもあり、リバースモゲージ利用等も含め借入を検討しましたが、満足な借入が難しく、いったんは売却の方向に向きましたが、最終的には土地が５０坪程度あったので２分割し、手前を戸建用地として売却し、その売った資金を建替え費用にして借入はせずに奥にアパートを建てることをご提案しました。

結果、戸数は半減しましたが家賃の収益はそこまで減らずに建物は新築に生まれ変わり、手元に資金も残る形となりました。

当初の計画から二転三転しましたが、最終的に手元にお金に残った上で建物も新しくなり、土地は半減してしまいましたが収益はそこまで下がることなく老後の生活費に充てられるとのことで喜んで頂けました。

借入をすること無く出来たので、兄弟や姪っ子に迷惑や手間をかけることもなかったのも今回良かったポイントとのことで言って頂いてます。