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shacho

2009年 偶然~必然

新年あけましておめでとうございます。

昨年、どうも男の更年期に出くわしたらしく、我が人生初の約5ヶ月間の長期休暇を取るに至った。欧米では1ヶ月のサマーバケーションは習慣であり、人生を豊かに過ごしている様に思われるが、我が日本では夢のまた夢で、精々何年かに1度、2週間程度の休暇が関の山だろう。

私は20代、30代、40代、そして50歳の誕生日まで、相変わらず前を向いて全力疾走していた。しかし、この休暇を与えられ 「気持ちはあるが体がついてこない。」という大先輩方の嘆きを痛感した。想い返せば、20代から40代に掛けての私は、人から直接五感で感じ取り実体験することが、何にも増して貴重な人生勉強だと信じて疑わなかった。幸運にも実に多くの先輩・後輩に出会うことができ、実際に強い刺激を受け、教えられるものばかりであった。それは今でも私の人生に於いて何ものにも換え難い財産になっている。だが実を言うと、その中でただひとつ、本からの話を聞くのを私はあまり快く思っていなかった。本の受け売りにしか聞こえていなかったのである。今となっては赤面である。

しかし、若さとは独善の塊であり、立ち止まって自分を振り返る勇気を持ち合わせていないもののようだ。その伝でいうと私も未熟であったし、今でも決して脱したとはいい難い。偶然かも知れないが、休暇中、突然「そうだ、本を読もう!」と決心した。この機会を逃したら一生じっくりと読書できる時はないのではないか、と、心の底から読書への欲求がマグマのように燃え始めた。今では、時間があると書店に入り本との偶然の出会いを楽しめるようになってきた。購入した本が日増しに書棚に増え続けているが、ページを開いた時、偶然が必然となることを楽しみにしている。


2009年1月
株式会社スペース 取締役社長
 高山義章


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